shumishumi-mamaのブログ

姉からの虐待 認知症母との戦い 今までのこと これからのこと

姉のこと⑫

ビリビリに カッターで 切り裂かれてあったのだ




驚いた父が 姉に 聞いた なぜなのかと



いくら勉強しても 成績が届かず 辛い



と 泣いていたそうだ




有名大学ではあるが



その中では もっとも 人気も偏差値も低い学部

が 姉の志望だったそうだ



そんな中でも

チクチク ジメジメ 私は 姉に虐められ続けていた



私は、 姉 に 殴られる ことは

世間では 当たり前のことである と 信じ込んでいた



ところが




違ったらしい



友達の 生活の様子を聞くと 姉妹間で

殴ったりするなんて あり得ない らしいのだ



冷静に考えれば 当たり前のことだが

姉のこと⑪

そんな生活が 三年。 私は やっと 両親の目の届く自宅に帰れる様になった



姉は おおっぴらに 私を殴れなくなったが

影で チクチクと私を 虐め ツバを かけ続けた。



私は中1 姉は 高3 だった



姉は 地域一番校に合格していたが



成績は かなり 低迷


下から数えて 片手でも 足りる体たらくだったのだ


なぜなのか 私には わかる



地域一番校 (東大合格者を多数排出することで今でも有名だ)と 言っても 当時は



学校群制度 悪しき制度 と 評判の悪いものであったが 当時 この制度を導入した自治体は かなり あったはずだ

私は 姉はこの制度のおかげで

この学校に合格したと 今でも 信じている


いや、 事実であろう




とは言え やはり 優秀な生徒も集まる学校だ




姉の成績は さんざんで 困り切っていた様だ





姉の部屋の襖には 姉の志望校 志望学部

が マジックで 大きく 書いてあった




それが

姉のこと⑩

姉の機嫌をとりながら ビクビクすることが

つくづくイヤで 私は



小学校から ほど近い 祖父宅で 放課後の時間を

過ごす様になった。




叔父 叔母 五人のいとこ 祖母 祖父

歓迎はして貰えるが



所詮は よそ者。


なんだか 居心地が 悪かった




両親の仕事場では 邪魔にされる。

家に帰れば 姉に殴られる。



私には つまり 安心できる 居場所がなかったのだ。



あの頃 姉の一言に 仰天したものだ。


両親が仕事から帰ってくる時間を見計らって

真っ暗になった道を帰ると。




ねえ なんで 直接家に帰ってこないの?



わかってないんだなあ〜

お前に 殴られるのが イヤなんだってば。



誰に言っても 信じて貰えるはずがない。





外面だけは 成績優秀 品行方正

いいお姉さん気取り


の 姉だもの。




そして 何より


学校で 自分が虐められていることを

言い出せずに 苦しんでいる子供と同じだ。



報復が怖かった。 誰に言ったところで

家に 二人きりにならなければならない時間は

必ず やってくるのだ。 何倍にも

なって 姉の あの 鉄拳が 飛んでくる。


ツバまで 吐きかけて。



サーカスの動物は ムチを打たれながら 芸当を覚えるだろう お前は 殴られなければ

何も できない。 だから お前は 動物と同等なんだ!


ぶるぶる震えて 涙をながしながら 姉は

私の前に立つのだ。

私を 殴るために。




こんなことを 自分の妹に

できる姉は やはり 異常だ。