shumishumi-mamaのブログ

姉からの虐待 認知症母との戦い 今までのこと これからのこと

姉のこと⑩

姉の機嫌をとりながら ビクビクすることが

つくづくイヤで 私は



小学校から ほど近い 祖父宅で 放課後の時間を

過ごす様になった。




叔父 叔母 五人のいとこ 祖母 祖父

歓迎はして貰えるが



所詮は よそ者。


なんだか 居心地が 悪かった




両親の仕事場では 邪魔にされる。

家に帰れば 姉に殴られる。



私には つまり 安心できる 居場所がなかったのだ。



あの頃 姉の一言に 仰天したものだ。


両親が仕事から帰ってくる時間を見計らって

真っ暗になった道を帰ると。




ねえ なんで 直接家に帰ってこないの?



わかってないんだなあ〜

お前に 殴られるのが イヤなんだってば。



誰に言っても 信じて貰えるはずがない。





外面だけは 成績優秀 品行方正

いいお姉さん気取り


の 姉だもの。




そして 何より


学校で 自分が虐められていることを

言い出せずに 苦しんでいる子供と同じだ。



報復が怖かった。 誰に言ったところで

家に 二人きりにならなければならない時間は

必ず やってくるのだ。 何倍にも

なって 姉の あの 鉄拳が 飛んでくる。


ツバまで 吐きかけて。



サーカスの動物は ムチを打たれながら 芸当を覚えるだろう お前は 殴られなければ

何も できない。 だから お前は 動物と同等なんだ!


ぶるぶる震えて 涙をながしながら 姉は

私の前に立つのだ。

私を 殴るために。




こんなことを 自分の妹に

できる姉は やはり 異常だ。